2023年02月20日

高専入試で一番の難問はどれ?

先日行われた高専の入試問題。

受験者にとって一番難しかった問題はどれになるんでしょうか?


大問1 小問8つの集合。 
   知識、計算力は問われるものの、大問1らしくすごく難しい問題はなし

大問2 グラフの問題。
   ある程度以上のレベルの問題をこなしていた生徒であれば大丈夫。
   
  どうやらこの中には試験で一番の難問は無いもよう

大問3 連立方程式。
   近年、いくつかの都道府県入試において見られる確率が増えてきたタイプの問題。
   単純な方程式というよりは、少し頭が混乱するようなタイプ。
   自分が今何を表現しているのか理解しながら出来れば大丈夫ではあるが、
   そうだとしても時間はかかりそうな問題。

   一応こちらを一番の難問候補にエントリー

大問4 立体
   (1)から(4)までありますが、受験生が頭を悩ませたのは(3)なのではないでしょうか?
   それでも解けた生徒にとっては難問とは言えなかったとも言えるでしょう。
   (4)が試験最後の問題。いわゆる最後の大ボスみたいな問題が来るべきところですが
   (2)と(3)が出来ていて、それを利用することに気付けていれば相当簡単な問題だったと言えます。
   もちろんそうなるためには(2)、(3)が出来ていることが前提ですけど。
   ただし(2)、(3)が出来てなくても計算量は格段に増えますが意外と解けるので
   一番の難問は(4)ではない気がします。


ただ、「一番の難問」の定義として、「受験者の正答率」で測るのか、
それとも別の方法で測るのか。
大問4にたどり着くまでに時間をかなり消費した受験生が多かったと思われるので
大問4が簡単な問題だったとしても正答率はグンと下がっている可能性はあります。
   
自分が今回の入試で一番の難問を挙げるなら
大問3の(2)か大問4の(3)のいずれかで迷うと思います。

これから県立入試を控えてる生徒にもチャレンジしてほしいと思います。

posted by むぎ at 12:16| Comment(0) | 日記